Ma petite pièce

フランス🇫🇷パリに移住Depuis2016

接続法③

ボンジュール。

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前回、動詞の語尾が-erで終わる動詞に関しては、nousとvous以外は直接法現在の活用のままで良い。と言うことを接続法①でやりました。

 

基本的な接続法の動詞の活用の仕方/語尾がER編

 

 

mapetitepiece.info


 

かしこい方ならもうお気づきでしょうかね。

 

フランス語の活用パターンer形だけではないのです。

 

動詞の語尾には

-er/-ir/-re/-oir

  があって、ある程度の法則性はあるもののそれぞれに活用方法が変わって来ます。

 

 例えば、

Partir出発するは語尾がir。

Mettreはre。

 

だいたいの接続法の活用の仕方は、ER形か、これからやる基本的な接続法の活用の仕方でいけます。ほとんどは♡一部はちょっと特殊で私自身覚えられないので、後半で図解しています。

 

基本的な接続法の活用の仕方

 

①直接法現在・三人称複数"ils"の語幹をとる。

②その語幹+《-e》《-es》《-e》《-ions》《-iez》《-ent》をつける。

 

私は視覚とイメージで覚える派なので以下のようにまとめますね。

 

je+(ilsの語幹)+《-e》

tu+(ilsの語幹)+《-es》

il+(ilsの語幹)+《-e》

nous+(ilsの語幹)+《-ions》

vous+(ilsの語幹)+《-iez》

ils+(ilsの語幹)+《-ent》

 

 

 

はい、やってみましょ。

 

PARTIR/ 出発する、出る..

①Partirのilsの直接法現在形の活用は、Ils partent。
この、PART-ENTの語幹の部分PARTを抜き出す。
②PARTの語幹に《-e》《-es》《-e》《-ions》《-iez》《-ent》をくっつける。
 
す る と
 
Il faut que je parte.
Il faut que tu partes
Il faut qu' il parte
Il faut que nous partions
Il faut que vous partiez
Il faut qu' ils partent
 
 
はい、動詞の語尾が-irで終わる、接続法の活用形の完成。
 
次!
 

METTRE/ 置く、入れる、預ける..

①Mettreのilsの直接法現在形の活用は、Ils mettent。
この、METT-ENTの語幹の部分METTを抜き出す。
②METTの語幹に《-e》《-es》《-e》《-ions》《-iez》《-ent》をくっつける。
 
 
Il faut que je mette
Il faut que tu mettes
Il faut qu'il mette
Il faut que nous mettions
Il faut que vous mettiez
Il faut qu'il mettent
 
 
 
はい、できた!
 
次!
 
 

ÉCRIRE/書く..

①Écrireのilsの直接法現在形の活用は、Ils écrivent。
この、ÉCRIV-ENTの語幹の部分ÉCRIVを抜き出す。
②ÉCRIVの語幹に《-e》《-es》《-e》《-ions》《-iez》《-ent》をくっつける。
 
Il faut que j'écrive
Il faut que tu écrives
Il faut qu'il écrive
Il faut que nous écrivions
Il faut que vous écriviez
Il faut qu'il écrivent
 
 
 
 
 
この上の3つ、Partir/Écrir/Mettreは、ilsの語幹を元にして接続法の形を作るよね。nous,vous,ilsの語幹が同じな場合は意外と単純で接続法の語尾-e,-es,-e,-ions,-iez,-entをつければ完成だ。
動詞の活用にはnous,vous ,ils語幹が全部同じではないものもあるよね。それはどうしたらいいのかなあ・・・。

語幹が違うとはどう言うことか。

 

nous,vous,ilsの語感が同じはこう言うこと

Partirの現在形の活用で言うと、-s,-s,-t,-ons,-ez,-ent以外の部分が語幹。

je pars

tu pars

il part

nous partons

vous partez

ils partent

 

nous,vous,ilsの語幹partの部分が同じです。

この場合は、もう気にせず、

主語+この語幹+(接続法の語尾)

で完成。

 

 

 

語感が違うとはこう言うこと

 

Boire飲む の現在形の活用-s,-s,-t,-ons,-ez,-entを取り除いたのが語幹。

 

je bois

tu bois

il boit

nous buvons

vous buvez

ils boivent

 

nous,vous,ilsの語感はそれぞれ違いますね。

この場合は、ilsの語幹を基本の形にしつつも、nous,vousの語幹はその形を変えずに接続法の語尾をつけます。

 

 

これは紛らわしいからボクも視覚とイメージでやってみよっと。こんな感じってことか。

je+(ilsの語幹)+(e)

tu+(ilsの語幹)+(es)

il+(ilsの語幹)+(e)

nous+(nousの語幹)+(ions)

vous+(vousの語幹)+(iez)

ils+(ilsの語幹)+(ent)

 

 この、nous,vous,ilsの語幹が違うパターンの動詞は他にも、

venir来る,recevoir受け取る,acheter買う,jeter捨てるなどがあります。

 

 

 

なかなか奥深い接続法。

次は、同じような文章でもニュアンスが違うのでそれについてまとめていきたいと思ってます♪

 

 

 

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