接続法③
ボンジュール。
前回、動詞の語尾が-erで終わる動詞に関しては、nousとvous以外は直接法現在の活用のままで良い。と言うことを接続法①でやりました。
かしこい方ならもうお気づきでしょうかね。
フランス語の活用パターンer形だけではないのです。
動詞の語尾には
-er/-ir/-re/-oir
があって、ある程度の法則性はあるもののそれぞれに活用方法が変わって来ます。
例えば、
Partir出発するは語尾がir。
Mettreはre。
基本的な接続法の活用の仕方
①直接法現在・三人称複数"ils"の語幹をとる。
②その語幹+《-e》《-es》《-e》《-ions》《-iez》《-ent》をつける。
私は視覚とイメージで覚える派なので以下のようにまとめますね。
je+(ilsの語幹)+《-e》
tu+(ilsの語幹)+《-es》
il+(ilsの語幹)+《-e》
nous+(ilsの語幹)+《-ions》
vous+(ilsの語幹)+《-iez》
ils+(ilsの語幹)+《-ent》
はい、やってみましょ。
PARTIR/ 出発する、出る..
METTRE/ 置く、入れる、預ける..
ÉCRIRE/書く..
語幹が違うとはどう言うことか。
nous,vous,ilsの語感が同じはこう言うこと
Partirの現在形の活用で言うと、-s,-s,-t,-ons,-ez,-ent以外の部分が語幹。
je pars
tu pars
il part
nous partons
vous partez
ils partent
nous,vous,ilsの語幹partの部分が同じです。
この場合は、もう気にせず、
主語+この語幹+(接続法の語尾)
で完成。
語感が違うとはこう言うこと
Boire飲む の現在形の活用-s,-s,-t,-ons,-ez,-entを取り除いたのが語幹。
je bois
tu bois
il boit
nous buvons
vous buvez
ils boivent
nous,vous,ilsの語感はそれぞれ違いますね。
この場合は、ilsの語幹を基本の形にしつつも、nous,vousの語幹はその形を変えずに接続法の語尾をつけます。
これは紛らわしいからボクも視覚とイメージでやってみよっと。こんな感じってことか。
je+(ilsの語幹)+(e)
tu+(ilsの語幹)+(es)
il+(ilsの語幹)+(e)
nous+(nousの語幹)+(ions)
vous+(vousの語幹)+(iez)
ils+(ilsの語幹)+(ent)
この、nous,vous,ilsの語幹が違うパターンの動詞は他にも、
venir来る,recevoir受け取る,acheter買う,jeter捨てるなどがあります。
なかなか奥深い接続法。
次は、同じような文章でもニュアンスが違うのでそれについてまとめていきたいと思ってます♪