直接法・条件法・接続法どうやって使い分けるのか。
みなさま、こんにちは。
先日、条件法について学んだものをまとめました。
今は、接続法について勉強してまする。
が、しかし、
条件法のニュアンスにあった、7つのうちの3つ
「事実とは違う想像したことを話す時」
「推測、仮定するとき」
「未確認の情報を提供する時」
が、どうも接続法と被る。
どう使い分ければいいの〜〜〜???
と言うことで、フランス人ユーチューバーの力を借りましたっ。
今回のテーマ:
条件法についての大枠はここで。
1 それぞれの用法のニュアンスと可能性
直接法:事実に対しての確実性は95%〜100%
直接法は知識の世界。
現在、未来、過去の確信的な事実を連想させる。
条件法:事実に対しての確実性は75%。100%ではないがそこそこ確実。
条件法は信念の世界。
絶対ではないが、そこそこ確実な事実について述べたり、状況に応じて表現したり、わからないことを表現したりする。丁寧な言い方でもある。
接続法:事実に対しての確実性は50/50。
接続法はあらゆる可能性の夢の世界。
主観的な考えを表現するときに使う。
《例》
感情「彼女が来るのが私は怖い」
望み「彼女に私はきて欲しい」
疑い「彼女が来るかどうか疑っている」
2 シチュエーションごとにそれぞれの用法を使って説明する
お洋服屋さんであなたはズボンが欲しいと思っています。このとき、「ズボンが欲しいのですが」と言う意味を表すのに直接法ver、条件法ver、接続法verで店員さんがこのお客さんに対してどんな印象を抱くのか、実際に文章でみていきます。
直接法
Je veux ce pantaron.
このズボンが欲しいです。
この言い方は、意味は通じますが失礼になります。
ズボンが欲しい度は100%です。
つって、私フランスに来たての頃、こんな風に言ってた(汗)
理由は、売り手にとって選択肢がないからです。ニュアンス的には、「(細かいことはいいから)ズボンが欲しいの!」と言う感じに受け取られます。
たとえ、店員さんがズボンを売りたくて仕方がない、と言う場合でも「Non.」と相手に言わせない状況を作っているのが失礼だ、と言うことです。
やーでも、よく
フランス人の同僚に聞いてみようと思います。
わかり次第、ここに書き加えます。
条件法
Je voudrais ce pontalon.
このズボンが欲しいのですが。
このvouloir欲しいの条件法現在の表現は、フランス語を学ぶ際、割と最初の方に出て来る表現で、丁寧な言い方になります。
ズボンが欲しい度は75%です。
ニュアンスとしては、75%で意思を表明し、残りの25%は店員さんにも拒否できる余地あり。何か正当な理由がある場合、店員は販売を拒否することができるので、直接法よりもはるかに丁寧になる。
接続法
Serait-il possible que vous me vendiez ce pentalon?
このズボンをわたくしに売っていただくことは可能でしょうか?
この時のズボンが欲しい度は50%。
あなたは、売り手がこのズボンを売っても良いかどうか「はい。」か「いいえ。」の2つの可能性を選択できるようにするので、とてつもなくめちゃめちゃ丁寧な言い方になる。
けれど、このシチュエーションでは、丁寧すぎて逆に引かれるので、条件法の表現がここでは適切と言えます。
お次は、高級店バージョンでは、どのような言葉遣いが好ましいのでしょうか。
シチュエーション2
あなたは、シャンゼリゼ通りにあるDIORショップに来ています。100万円もする素敵なバックに一目惚れ。あなたは、直接身につけてこのバックが洋服に合わせやすいかどうかを知りたがっています。ですが、店員さんは忙しそう。。こんなシチュエーションだったとしたらどんな表現がぴったりなのでしょうか。
直接法
Je veux voir le sac dans la vitrine.
ショーケースの中のカバンが見たいの。
高級店では、一発アウトです。。。
条件法
Je voudrais voir le sac dans la vitrine.
ショーケースの中のカバンが見たいのですが。
悪くはありませんが、もう一歩丁寧な言い方は、接続法、条件法、疑問詞を使った最強の言い方があります。
接続法+条件法+疑問詞
Serait-il possible que vous me montriez le sac dans la vitrine?
ショーケースの中のカバンを私に見せていただくことは可能でしょうか?
となります。
もう、めちゃめちゃ丁寧にお願いしてますね。
こんな感じで、動画で説明しておりました。
実際に、フランス語で見て見たい方はこURL貼っておきます。
こちらからどうぞ。