ドラピエ一家の愛から生まれたシャンパーニュ。
お祝いごとがあったので、いつも行くスーパーのMONOPRIX(モノプリ)でシャンパンを探す。誕生日用とあり、いつもより高価なものを購入。
その名は『DRAPPIER』(ドラピエ)というシャンパーニュ。
33€で購入しましたが、ネットで値段調べると41€する!
41€出すなら、MOET(モエ)のシャンパンが買えるやないかーい!
と、DORRAPIER購入時は、このメゾンのことを全く知らなかったので、プラス10€してモエのシャンパン買えばよかったかな、なんて思っていたのですが、何気なくこのドラピエのことを調べていたら、他のワイン製造のメゾンではなかなかできない、すごい努力をしていることが判明!
Champagne Drappier - Millésime d'Exception 2014 - Bouteille 75CL | Plus de Bulles
ドラピエのすごい点大きく2つ!
- 1.加糖しないノンドサージュという製法
- 2.悪酔いの元になりやすい酸化防止剤を極端に減らす努力
ノンドサージュってナンノコッチャ。と思った方多いのでは。
ワタクシもその一人。
一言で言えば、糖分を足さず、かさ増しせず、ブドウだけの甘みで勝負していること。
『えっ、てかシャンパンって補糖されてたの???』
と初めて知る。
これは、製品の風味や味を安定化させる為なんだって。
ほら、ブドウも2014年の〇〇地方のブドウの出来が良かった、2015年のブドウはイマイチだった....のように、補糖をしないと味が大きく変わってしまう。
それに通常、シャンパーニュは酵母を入れて泡立つように作ります。その時に、澱引き(おりびき)と言って、フヨフヨ浮いたものを除く作業が行われます。
この作業でも、澱を除くとその分、液体の量は減りますよね。
その分を補充する、という点でも、ドサージュ(補糖)がされていたりするわけです。
つまりは、
補糖しない=毎年できるブドウの糖度が十分でしかも安定している
ということなのです。
それができるのも、このドラピエのある地域はCôte des bar(コート・デ・バール)《フランスの南に位置する地域》は日照量が多く、土地柄甘いブドウを作ることができるからなんです。
そしておまけに、無農薬。
酸化防止剤?亜硫酸?二酸化硫黄?
と聞いてもピンとこなかった。
でも、皆さんも経験で一度はある、二日酔いでひどい頭痛になったとか、悪酔い。とか。
あれは、酸化防止剤のせいなのだとか。
混入濃度や、アレルギー体質だったり人によってまちまちですが、
要は、この混入度によって飲んだあとの体のだるさ、二日酔いするかどうかが変わって来るということでしょうか。
酸化防止剤についてはこちらのブログがとてもわかりやすかったので、興味のある方は覗いてみてください。ソムリエの方が書いていらっしゃるブログです。
でも、この酸化防止剤と二日酔い、頭痛と結びつけたことはなかったのですが、
なんとなくの体験談で
高い上質なお酒を飲んだ時は次の日悪酔いしなかったな。
っていうザックリな印象しかなかったのですが、実は酸化防止剤が関係していたのですね。
酸化防止剤と調べると
亜硫酸
二酸化硫黄
と出てきますがどちらも同じことだそう。
このドラピエも実はそう!
お酒を飲むと眠くなるたちでw
寝ちゃうのですが、大体は喉がカラカラで頭が痛く、体がとってもだるい。
でも、このドラピエのシャンパーニュを飲んだ時もちょっと寝てしまって。
起きた時のこのとてつもない気分の良さ!
だるくない!
頭痛くない!
さてさて、お味は.....❤️
Youtubeチャンネルで色々な人がドラピエのシャンパンについて、専門的に味を解説しているのをみて、楽しみがどんどん増してゆくぅうう〜
飲んだ感想....
ん、素朴...!
と思った。
そうか、これがノンドサ−ジュ(補糖なし)の味か!
炭酸も控えめ。
ユーチューブの解説では、第一アロマは果実味のある風味で...
香ばしいイーストの発酵の風味も感じられます...
って。
す、すみません。
私には、甘さ控えめで炭酸控えめの優しいシャンパーニュ。
という第一印象。
彼と一緒に飲んでいて、彼も炭酸控えめだね〜
へぇ〜これがノンドサージュかぁ!
なんて飲んでいたけれど、なんか飽きないんですよね。
私、おシャンパーニュが好きでして❤️今まで、20€台のシャンパーニュは結構飲んできて。
でも、一気に1本まるまる開けることって少なくて。
ですが、ドラピエのシャンパーニュはついつい手が伸びてしまう、飲んでいて飽きないんです。
ドラピエ一家のご夫婦がいずれ娘の代になった時に、問題になるであろう環境問題にいち早く取り組み、無農薬、ノンドサージュ、できる限り少なく酸化防止剤を使用しいかに美味しいシャンパーニュを作るのか、ということに取り組んできたメゾンだからこそ、優しいお味がするなあ...なんて思ったり。(←アロマの香りとかわからなかったクセによくいうわ。笑)
日本のサイトでドラピエのシャンパンでお値段調べると6000円〜8000円前後。
お値段上がりますね..
フランスでさえ、33€のシャンパンなんぞ、普段の生活じゃ飲みませんYO!